2018年1月19日金曜日

自宅クラウド構築記(メディアサーバー整備編)

ようやく、去年買って実質的に設置したままだったNAS、ついに名実ともに本格稼働開始です。

今回やったこととしてはこれ
・iTunes Serverの準備と展開
・iTunes Medeiaの同期元をNAS上で一元化

この2点だが筆者が頭を抱え一時放置状態だった理由はこれ
・iTunes Mediaのフォルダと音楽ファイルのフォルダがごちゃごちゃになっていたから

どういうことかというとiTunes Mediaのフォルダと音楽ファイルのフォルダがシステムドライブのSSD、ローカルのHDDの音楽フォルダ、更に何故かローカルのHDD上にもう1個iTunes Mediaのフォルダがあるという軽くカオスな状態だったために一度これを整理する必要があったこと。

で、その事前準備として
・いったんすべての音楽ファイルをNASへコピーしてデータの確認と整理・統合
・現在iTunesが参照しているiTunes MediaiTunes Mediaフォルダの確認
の2点を実施の後、iTunes Mediaフォルダの移動と整理を行った。

今回作業に当たってはここのサイトを参考にしながら行った
新しいPCにiTunesのデータを移行する手順|初心者にもわかるiPhoneの使い方

今回は単純にiTunes MediaのフォルダをNASに移行した後、単純にiTunesで参照するライブラリのフォルダでNAS上のフォルダを指定する、いわば今までのフォルダの場所の読み替えなので実作業としては非常に簡素である。ただ音楽データの量が膨大なので転送に時間がかかるがそれ以外の制約は特になし。


フォルダの移動をした後で、Shiftキーを押しながらiTunesを起動する。で、この時に画像の通りに「iTunesライブラリの選択」というダイアログボックスが出るのでNASへ移行した「iTunes」フォルダから「iTunes Library.itl」を指定するだけでOK。


後は参照しているiTunes Mediaフォルダの場所がNAS上のフォルダになっていることを設定画面で確認できれば完了だ。

後はこの要領で持ち出し用のノートPCからもファイルアクセスの設定とiTunesの設定を行い、筆者のiTunes Mediaの同期元の一元化とフォルダの整理は思いのほかあっさりと完了した。

また、当初筆者が想定していたiTunes ServerはSynologyのNASには標準で入っていること、加えて単純にNAS上のミュージックファイルに機器を問わずアクセスできるようにするだけなので特にiPhoneの同期で何か設定を行うものではないということが分かったため、ここは筆者の勘違いに終わった。

NASに移行してからの所感としてはメディアファイルの管理が楽になったというのが最大のベネフィットであること、ディスクアクセスかつNAS筐体自体がエントリーモデルなので若干ファイルの読み込みやiPhoneの同期でやや時間がかかる点を除けばこれといった不自由はない。

といった具合でようやく名実ともにNASが本格稼働できるようになった

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