2016年3月20日日曜日

自宅ネットワーク環境の整備とマシンの大掃除

去ること2月の暮れ、自宅のBBルーターが故障したためソフトバンクに問い合わせたところ、交換の流れになったのでその間はONU直挿しで1週間ほどPPPoEの直打ちでネット接続というものすごく不便なネット生活を送るハメになった。

と、いうわけでルーターの交換のついでにネットワーク環境を整備した。

といってもケーブルを交換しただけですが

iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル UTP Cat6a ストレート ノーマルタイプ 3m ブラック BSLS6ANU30BK
光回線ということでCat6ケーブルでの再配線

これまで使用していたケーブル、Cat5eと少し前の規格、1000BASE-Tには対応しているものの心もとない。

で、新しいルーターが届いてからルーター、ONU、マシンを全てCat6ケーブルで再配線の後の回線計測の結果がこちら。

大☆爆☆速

これまでの計測結果では光であるにもかかわらず早くても30Mbpsが関の山だったのが一気に改善。

たかがケーブル、されどケーブルです

※配線については光回線の場合有線ネットワークは全てCat6で揃えましょう

あとそのついで

ここ最近ですがPCが不調になりました。

ブラウジングやOfficeといった普段使いでは問題ないもののGeForce GTX780を積んでいるのにも関わらず3Dゲーム(BattlefieldとかGTAとか)をやろうとすると起動して3分とたたないうちにフリーズして画面が真っ暗になるという事態に見舞われてました。

筆者の仮説としては

①グラボの故障
②グラボの熱暴走
③グラボ以外(CPU、マザーボード、SSD)の故障

で睨んでましたが普段使いでは何ら問題はなくCrystalDiskinfoなどの診断ツールを使っても問題は検出されなかったため②が濃厚であると判断、で、これまでもエアダスターで筐体カバーを外してクリーニングはしていたものの思い切ってグラボを1回外して中も全部掃除しました。


まず筐体カバーを外したところ、片面はグラボ、もう片方はHDDで覆われるような形になっている。
が、キューブ筐体なので内部に全部詰め込んだような構造になる。

で、グラボを外す
改めて外してみると結構ごつい。

で、グラボを外しおよそ2年かぶりでグラボ組み付け以降手が入らなかった内部へ

改めて内部を見るとグチャグチャな有様、もう少しましなケーブリングはできないのかと自分に問いたい。

で、エアダスターで中の埃を吐き出させる

パッと見では分からないものの結構な量の埃が吹き上がり一時むせた、で、デスクの上はそれまで吐き出されてなかったであろう埃がうっすら積もっていたことにも驚くばかりである。

ついでに電源も外して掃除
この後電源の組み直しと再配線に再び苦労する。
今度組み立てる時はもうキューブ筐体は選ばない。

ついでにCPU側ケースファン、CPUクーラー、グラボのファンの裏側も綿棒で掃除



汚ねぇ

そんなこんなで久しぶりの大掃除も終わり長時間ではないもののようやくFPSゲームもプレーできる程度にはマシンも戻りました。

ハードウェア監視ツールで温度をチェックしながらですが

で、掃除したにもかかわらず30分以上のプレーにはまだ耐えられない…

金貯めて時期を見てグラボ交換しよう…
というか今度組むときはミドルタワーにしよう

以上、雑記

2016年3月17日木曜日

今更だけど:3/12 JAWS DAYS2016参戦記 #jawsdays #jawsug

先週3/12にAWSのユーザーグループ、JAWSUGのイベントであるJAWS DAYSに初参戦してまいりました。


筆者寝坊につき昼からの途中参加ではございますが。

筆者自身はまだ初学者ゆえに時々細々とBlackbeltを読んだりCDPのWikiを読む程度でどこから手を付けてよいか迷ってる状態ではありましたがそれでも参加してよかったといえる所存です。

出席したセッションはポイントをかいつまむと

外よりも中からの攻撃・事故がヤバイ、今やるべきクラウドセキュリティ対策 (cloudpack斉藤さん)
・ITリテラシー≠セキュリティリテラシー
・クラウド利用の際の不安・懸念はセキュリティがダントツで1位
・クラウドそのものがなんかよくわからないという認識のユーザーが多い
・パスワード認証なんて今や脆弱すぎる、そしてSSOできないサービスはボツ
・Cloudpackではサービスの机上評価を行いそれを発表している

The AWS Japan Mafiaトークセッション
・AWSはエンジニアのエコシステム
・技術とキャリアにおいて、得意領域の見つけ方のポイントは興味持ったことにとにかく飛びつくこと、まず一歩踏み出すことが大事

が、筆者として印象に残ったポイント。

後は見て回ったのは企業ブース、AWSアイコンはいくつか見覚えのあるアイコンはあるものの初見物ばっかりでさっぱり理解できなかったのが多数。まだまだ精進あるのみ。

ブースの方のアドバイスでまずAWSの序の口はEC2とS3をとことんやりこみ、続いてVPCとAWS-CLI、そして他の機能にも少しずつ手を広げていくのがベストであるというアドバイスをいただきました。
何より全部の機能を覚えるより一つの機能に1点集中して取り組みそこからできることを少しずつ増やすのがミソ、と教わりました。
ようやくとっかかりがつかめました。改めましてアドバイスに感謝m(_ _)m

オマケ、懇親会。

軽く飲んだくれて気持ち良く酔っぱらって帰りました。

JAWSUGで今回知り合った方々(というかJPSPS関係の面々も結構いましたが)と後につながることはなかったのですがまた勉強会などを通じて知り合えるのを願うばかりです。

補足

AWS誕生10週年という事で、QwikLABSのハンズオンが期間限定で無料だそうです。これはAWSアカウント無しでAWSの学習ができるというサービスなのですが、2016年の3末までAWSコースが期間限定無料らしいです。 これを機にAWSデビューしちゃいましょう。
https://qwiklabs.com/?qlcampaign=aws10#section-4

2016年3月12日土曜日

第3回CodeIQ感謝祭「CodeIQ春のエンジニアまつり」 参加リポート

今さらですがつい先週、CodeIQのイベント、「CodeIQ春のエンジニアまつり」に参加してきました。

登壇者もマイクロソフトの澤円さんや厚切りジェイソンでおなじみJason Danielsonさんといった超有名人の顔ぶればかりで講演も非常に濃厚でした。



今回はこの参加記ということで講演の簡単なまとめや雑感を


インクリメント 及川さん「テーマ:情報共有」

・情報共有は歴史を辿ると1980年代、OAがトレンドで紙からコンピュータへという流れ。
・作成はワードやエクセル、共有は掲示板、企業にはやっとコンピュータが導入されたばっか
・1990年代から知識管理(Knowledge Mangement)の流れになり「暗黙知」を「形式知」として表出させる流れが一般的になる

・80年代から90年代の流れは「情報共有」から「知識共有」
平たく言うと「何を入れるか」(=情報共有)ではなく「何を入れるか」(=知識共有)がミソ
共有ストレージなんかのシステムやテクノロジを入れるだけでは何の意味にもならない

・2000年代に入ると今度は「知識共有」から「協調作業」
・ツールやデバイスも電子会議室システムやビデオ会議、マルチメディア会議といった会議室システムや稟議・決裁等のワークフローシステム、LotusNotesなどのグループウェアが主流になる

・現在の情報共有はさらにWiki、エンタープライズソーシャルやチャットなどいろいろ
・現在の情報共有の課題点は情報漏えいリスクと共感不足
→対策としては規定などのルール化やデータのプロテクト、RMSによる権限管理などのシステム導入があげられるがシステムだけでは不十分(手書きメモ、画面をスマホで撮影なんかじゃ無意味)
→システムだけでは限界があるので文化形成が重要
・参考になるのがGoogleの"Share Everything you can"
・情報共有とキャリアの考えは「中から外へ」「アウトプットから考える」「個人とチーム」「情報だけではなく知識も」「アウトプットを大切に」


日本マイクロソフト 澤さん「澤円のリアルプレゼン塾」

・プレゼンテーションは3層の構造で考えること
・プレゼンの3層構造は…
①ビジョン(Why):何のためのプレゼンテーションか
②核(What):何を伝えるのか
③話術(How):どう伝えるのか
・この3層構造のうち、①のビジョンと②の核が最も重要
・①ビジョン…さらに分けると「ビジョン」(究極理想の形、絶対に変えてはいけない)と「スコープ」(個別のタスク、柔軟に変えてよい)、プレゼンテーションでは終わった後、オーディエンスにどうなってほしいのかを念頭に置くこと、相手にどう行動を起こさせるのかといった明確なビジョンを描くことが重要。「時間と空間の共有」がポイントでなぜ自分がここにいるのかを明確にして臨むこと
・②核…「1文で何が言いたいのかを伝えるもの」
・相手が他人に伝えたくなるもの、「伝言ゲーム」の情報のずれをなくすこと
・ポイントは「シンプルであること」、詳細は添付資料で
・重要な数字は強調して表示
・「アクションを明確化」…誰が何をいつまでに、求められる結果を明確化させること

スライド関連は割愛

・注意すべきは自分の「クセ」、口癖や言い回しなどの普段の「クセ」を意識してそれをなくすこと
・立つ、座るなどの際は腹筋を意識した姿勢を
・買い物やカフェの注文でもお店の人とのやり取りでも丁寧な言葉を使うのも心掛けること

(筆者所感)
・ここでの「プレゼン」はスライドショーの発表だけでなく「何かを誰かに伝えること」全般に言えそうです。
(例えば本を書く、ブログを書く、あるいは上司へ仕事の状況を報告する…など誰かに対して何かを発信することすべてが澤さんの言う「プレゼンテーション」に当てはまります)
・特に「ビジョン」と「核」は自分を振り返ってもなかなか意識できてないのでここは心がけることと(会社の報告でもこれまでに「お前何が言いたいんだ?」と突っ込まれたりするのが多々あるほどでした)
・あとは言葉遣いや姿勢などの「クセ」も若いうちに意識しないとなかなか抜けないですね…

テラスカイ Jason Danielsonさん「考える力」

・「勉強のための勉強」は続くわけがない!
・ITのスピード感を意識すること、日本の企業はあまりに時間がかかりすぎる
・英語は大事、英語が使えるだけでも見える世界は相当広がる
(例えばWikipediaでは日本語の記事は約280万ほどだが英語の記事は3800万と約13倍の差がある)
・人生は仕事だけじゃない
・より良い方向へ向かうように考えよう
・付加価値を意識して取り組むこと(誰が使うか?どう使えるか?)
・自分が何をやっているかを考えること


いやー、非常に濃厚な半日でした。
特に澤さんのセッションは聞いてて非常に腑に落ちるもので及川さんやJasonさんの話も自分のキャリアを考えるためのヒントになりました。

これからも日々精進。

近況といえばいろいろありますがとりあえずどうにかはやってます

おまけ…休憩中の風景